不動産テレアポ|AI物件情報サービスで買取再販業者にアポを取る方法

不動産業界へのテレアポは、「営業お断り」の壁が厚いことで有名だ。特に買取再販を手がける不動産会社は、毎日のように物件紹介や融資の営業電話を受けている。

でも、不動産テレアポの中でも「AI物件情報収集」という切り口は、まだ競合が少ない。不動産テック系のサービスが増えている中で、AIを活用した物件スクリーニングは比較的新しいジャンルだ。

今回は、買取再販業者向けにAI物件情報サービスをテレアポで提案する方法を見ていこう。

キーパーソンは「物件仕入れの担当者」

不動産会社へのテレアポで最初に間違えやすいのが、受付で「営業のご担当者」と言ってしまうこと。不動産会社の「営業」は物件を売る側であって、物件を買う側ではない。

買取再販のサービスを提案するなら、キーパーソンは物件仕入れの担当者だ。

「売買の最新情報を提供している◯◯の田中と申しまして、物件仕入れのご担当者様はお手すきでしょうか」

「情報提供」というワードがポイント。営業電話ではなく、有益な情報を持ってきたというニュアンスを出す。不動産の仕入れ担当は常に物件情報を求めているので、「情報がある」と聞けば無視しにくい。

受付突破のコツ:「地域名」を入れる

不動産テレアポの受付突破で効果的なのが、架電先の所在地の地域名を入れること。

「◯◯区の売買最新情報を提供しております」

地域名を入れると、「うちのエリアの話なら聞いた方がいいかも」と受付の判断が変わる。不動産は地域密着のビジネスなので、地域名は魔法のワードだ。

さらに効果的なのが、受付の段階で「買取再販をやっているかどうか」を確認すること。

「御社の方では買取再販は行っていらっしゃいますか?」

やっていないなら電話を切る。やっているなら仕入れ担当につないでもらう。このフィルタリングを受付の段階でやることで、無駄な時間を大幅にカットできる。

数字で攻める:掘り出し物件の実績

不動産テレアポでは、物件の売買金額の具体的な数字が最強のフックになる。

「他社様で、340万円で購入した物件を1,880万円で売却できた事例がありまして」

この数字のインパクトは大きい。不動産業者にとって「安く仕入れて高く売る」は仕事の本質そのものだから、具体的な金額差を聞くと興味を持たずにはいられない。

もう一つの切り口が、物件情報の量だ。

「東京だけで1日に約2万件の更新がある物件の中から、AIで掘り出し物件を自動収集できるサービスです」

「2万件」という数字は、人力では到底追いきれない量だ。「それをAIがやってくれるなら」と思わせることができる。

月額3万円の伝え方

不動産テック系のサービスは、月額費用を聞かれることが多い。

「成果報酬や1件紹介ごとの課金ではなく、月額3万円の固定費だけで利用できます」

不動産業界は成果報酬モデルに慣れているが、物件情報系のサービスで成果報酬だと1件あたりの費用が高くなりがちだ。月額固定なら「元が取れるかどうか」の計算がしやすい。

「月額3万円で、もし1件でも掘り出し物件を見つけて利益が出れば、年間のコストは余裕で回収できますよね」

この投資対効果の計算は、不動産業者なら瞬時に理解してくれる。

断り文句別の切り返しトーク

不動産テレアポでよくある断り文句と切り返しをまとめておこう。

「市場に出ている物件は買わない。未公開物件しか扱わない」

「おっしゃる通り、掘り出し物件は市場に出てない物件が一般的ですよね。ただ実は、1日に東京だけでレインズやポータルサイトで50件は相場より安い物件が出ているんです。問題は、それを人力で見つけるのが大変だということで。AIが自動でフィルタリングして、いち早く買い付けを入れられたことで1,000万円の物件を700万円で購入できた事例もあります」

「具体的にどこの物件?電話で教えて」

「すみません、具体的な物件情報はお電話ではなく打ち合わせでお伝えするよう指示を受けておりまして。電話で聞かないと時間取れないと言われましたら諦めるしかないですが、できましたらアポをいただけると助かります(笑)」

正直に「電話では言えない」と伝えつつ、少しユーモアを交えることで場の空気を和らげる。

「仲介だから必要ない」

仲介業の会社にこのサービスは合わない。無理に推さず「承知しました」で終話する。テレアポでは「引くべきときに引く」のも大事なスキルだ。次の1件にエネルギーを使う方がいい。

リスト設計のポイント

不動産の買取再販テレアポでは、以下の基準でリストを作る。

  1. 「買取」「再販」「リノベーション」をWebサイトに記載している会社: これが最低条件。仲介専業の会社にかけても無駄
  2. 従業員10〜50人の中堅: 物件情報を自社で探す体制があるが、ツールを使っていない層
  3. 特定エリアに集中している会社: 「そのエリアの物件情報があります」と地域を絞った提案ができる

架電前に必ず会社のWebサイトを確認して、「どんな物件を扱っているか」(分譲マンション/戸建て/収益物件)を把握しておく。この30秒のリサーチが、トークの精度を大きく変える。

まとめ

不動産の買取再販業者向けのAI物件情報テレアポは、「物件の仕入れ担当」を正確に狙い、地域名と具体的な金額でフックを作るのが鉄則だ。月額固定の料金体系は不動産業者にとって計算しやすく、投資判断のハードルが低い。

断り文句には個別に切り返しを用意しつつ、仲介専業など明らかにターゲット外の会社には深追いしない。テレアポの時間を本当にニーズがある会社に集中させることが、アポ率向上の最短ルートだ。

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