法人英語研修のテレアポ攻略|研修担当者へのアプローチと切り返し術

法人向け英語研修ツールのテレアポは、アプローチ先が「人事・教育研修の担当者」に絞られる。採用担当と兼務していることも多く、忙しい相手に短時間で価値を伝えるトーク設計が求められる。実際のスクリプトから、使えるアプローチのコツを整理した。


受付突破:「英語教育の件」は通りにくい——業務で切り込む

英語研修ツールのテレアポで受付を通る際、「英語教育のご提案で」と言ってしまうと「営業お断り」の壁に当たりやすい。

代わりに有効なのは、「社内研修・人材教育の担当者への連絡」として入ることだ。

受付トーク例:

「私共、大手企業様にオンラインの英語教育ツールを提供させていただいておりまして、そういったお話ですと教育研修のご担当者様が良いかと思い、ご連絡差し上げました」

受付が「教育研修担当者への用件」と判断できれば、通してもらいやすくなる。「英語の営業」ではなく「教育担当者への情報提供」という立ち位置を明確にすること。

ホテル・観光業向けであれば「総務・教育ご担当者様」、法人全般であれば「人事・人材教育のご担当者様」と業種に応じてワードを変える。


担当者への切り出し:導入企業の実名(匿名化して)で信頼を作る

担当者に繋がったら、まず**「どんな企業が使っているか」のイメージを作る**。

英語研修ツールが刺さりやすいのは:

  • 社員に英語力が求められるグローバル系企業
  • 英語を福利厚生として取り入れたい大手・中堅企業
  • TOEIC・TOEFL対策が必要な大学・専門学校

業種に近い企業での活用事例を1〜2件伝えることで、「自社でも使えるかもしれない」という感覚を引き出せる。


商材の訴求ポイント:AI×動画教材の「続く」仕組みを伝える

法人英語研修ツールのテレアポで、電話口で伝えるべき訴求ポイントは多くない。絞るなら**「楽しく続けられる」と「AIによる採点精度」の2点**だ。

従来の英語研修イメージ(テキスト・講師派遣・授業動画)との違いを出すために:

「映画やドラマのワンシーンに教材がついていて、登場人物になりきってアフレコをするとAIが発音・アクセントを採点してくれるんですね。世界基準(CEFR)に基づいたものなので、楽しいだけでなく効率的に学習できます」

「楽しいから続く」という点は、既存の研修が形骸化している企業の担当者には刺さりやすい。「研修を入れたけど誰も使っていない」という経験は多くの企業で起きているからだ。


3つのパターン別トーク設計

現状ヒアリングで「英語研修どうしていますか?」と聞くと、大きく3つに分かれる。

① 何もやっていない場合

「(コロナ禍以降から)スマホのアプリを使って学習する企業様が増えていて、英語教育となるとお金をかけてまでという会社様もいらっしゃいますので、私たちは無料登録という形をとって、ご興味ある方のみご自身で学習できる形にしてですね、モチベーションやスキルアップに繋げていただいている事例があったものですから」

「いきなり導入してください」ではなく「無料でまず体験」という入口を作ることで、ハードルを下げられる。

② 既存の研修がある場合

「今実施されている研修を切り替えてください、という話ではなくてですね。塾のような補完的なサービスで相乗効果が出ているんですね。まず無料体験をいただけることもありますので、画面を一緒に見ながら30分ほどお時間を」

「切り替え提案ではなく補完」という位置づけは、研修担当者の「今の取り組みを否定された」という感情を防ぐ。

③ 社員からのニーズがある場合

「英語を学びたい社員はいる」という会社では、自己研鑽のサポートという文脈が通りやすい。

「社員の方の自己研鑽を会社がサポートする形で、福利厚生として非常に好評をいただいているんですね。もちろんすぐに何かをお願いするわけではなくて、実際のアプリ画面を見ていただきながら、30分ほどご説明の機会をいただければと思いまして」

特に大企業や外資系への転職を考えている社員が多い会社では、TOEIC対策としての訴求も有効だ。


時間設定の組み立て:具体的な日付を「今日から逆算」する

アポの日程打診は、「今日が◯日なので」と現在地を示してから具体的に提案するのがポイントだ。

「今日が◯月◯日ですので、来週の◯日や◯日ではお時間いかがでしょうか?」

必ず2択で日付を出す。「いつかご都合のいいときに」は相手の先延ばしを誘発するだけなので使わない。

オンライン商談であれば、「アプリなので実際の画面を一緒に見ながら30分」という伝え方が自然で通りやすい。


メールアドレスの取得:確認ツールとセットで

アポ確定後、オンライン商談のURL送付のためにメールアドレスを取得する流れが一般的だ。

「口頭で恐れ入りますが、メールアドレスをいただいてもよろしいでしょうか」

取得後、確認メールをすぐ送ることで、当日のドタキャンを減らせる。Zoomのブロックやメール到達確認ツールがあれば活用したい。


担当者名が分かっている場合のアプローチ

リストに担当者名とメールアドレスが入っている場合は、最初から名指しで入るのが効果的だ。

「以前一度やり取りさせていただいたことがある◯◯と申しますが、◯◯様はいらっしゃいますでしょうか」

名前とメールのみの場合でも「以前やり取りがあった」として入ることで、受付で止まりにくくなる(ただし、実際にやり取りがない場合は使い方に注意)。


まとめ

法人英語研修ツールのテレアポを成功させる要点:

  1. 受付突破は「教育研修担当者への連絡」として入る
  2. 現状3パターン(未実施・既存あり・ニーズあり)それぞれに対応トークを用意する
  3. 「切り替え提案ではなく補完・無料体験」がアポ獲得のカギ

英語研修ツールは「緊急ニーズ」が低い商材なので、情報提供・体験提供というステップが重要になる。しっかりとした事例と具体的な画面提示で、担当者の興味を段階的に高めていくアプローチが基本戦略だ。

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