テレアポでリフォーム業務提携を獲得する方法|工務店向けアフター代行の切り口

工務店やハウスメーカーに「業務提携しませんか」と電話しても、普通は「結構です」で終わる。ただ、アフターメンテナンス代行という切り口で攻めると、話の聞き方が変わる。

なぜか。新築やリフォームの施工で忙しい工務店にとって、既存顧客のアフターフォローは「やらなきゃいけないけど手が回らない」業務の代表格だからだ。

今回は、リフォーム・アフターメンテナンス代行の業務提携をテレアポで獲得するためのトーク設計を見ていこう。

なぜ「アフターメンテナンス代行」が刺さるのか

工務店の現場を知っている人なら分かると思うが、施工後のアフターフォローには以下の問題がある。

  • 新規案件が優先される: 売上に直結する新規施工に人手が割かれ、既存顧客のフォローは後回し
  • 定期点検の仕組みがない: 年1回の点検すらできていない工務店が大半
  • 紹介の機会を逃している: アフターフォローをしないと、OB客からの紹介が発生しない
  • 材料費・人件費の高騰で余裕がない: コストが上がっている中、アフターに人を割く余裕がない

つまり、アフターメンテナンスは**「分かっているけどできていない」課題**。ここを突くから刺さる。

受付突破のトーク設計

工務店のテレアポで大事なのは、「営業じゃない」と明確に伝えることだ。

受付トーク例

「リフォームとメンテナンスを行っている某社の〇〇と申します。今回、営業の話ではなくて、リフォームやメンテナンスの業務提携のお話なのですが、アフターメンテナンスや顧客担当の方はいらっしゃいますでしょうか」

ポイントは3つ。

  1. 「営業ではない」を先に言う: 工務店は営業電話に慣れているので、これがないと即切り
  2. 「業務提携」というワードを使う: 「売りに来た」ではなく「一緒にやりましょう」の姿勢
  3. 「アフターメンテナンス担当」を指名する: 具体的な部署・役割を示す

担当者トークの黄金パターン

担当者に繋がったら、以下の流れで進める。

ステップ1:現状確認

「御社は新築がメインで施工されていらっしゃいますか?」

これは単なるヒアリングではなく、相手に話させるための質問だ。新築メインでもリフォームメインでも、次のトークにつなげられる。

ステップ2:課題の共感

「材料費や人件費の高騰で、新築の会社様からの問い合わせが増えておりまして」

**「あなただけじゃない、みんな同じ課題を抱えている」**と伝えることで、共感と安心感を生む。

ステップ3:具体的な成果を提示

「御社に代わってアフターメンテナンスを行った結果、OB客からの紹介が3倍に増えた事例もございまして」

**「紹介3倍」**は工務店にとって強烈なフレーズだ。新規集客のコストを考えると、紹介が増えることの価値は計り知れない。

ステップ4:費用負担ゼロの訴求

「費用は御社にもお客様にも一切かかりません。新規工事が発生した際は御社にも手数料としてお渡しいたします」

費用ゼロ + 手数料収入まで入る。この条件で断る理由がほぼなくなる。

ステップ5:日程打診

「明日か明後日は事務所にいらっしゃいますか?」

工務店は現場に出ていることが多いので、事務所にいる日を確認するのがポイント。

サービスの仕組みを30秒で説明する

担当者が「具体的にどんなサービス?」と聞いてきたら、以下の構造で説明する。

  1. 定期訪問: 施工済みのお客様を毎年定期的に訪問してアフターフォロー
  2. レポート提出: 訪問結果を御社にレポートで報告
  3. 費用負担ゼロ: 御社にもお客様にも費用は一切なし
  4. 紹介手数料: 新規工事が発生した際は御社に手数料をお渡し
  5. リフォーム案件の共有: アフターフォロー時に発見したリフォーム需要は御社に共有

この仕組みは工務店にとって「やらない理由がない」提案になっている。

よくある断り文句と切り返し

「うちは自分たちでアフターやってるから」

→ 「素晴らしいですね。ただ、他社様では御社と同じように自社でアフターを行いつつ、弊社と分担することで新規案件に集中できるようになったケースがありまして」

「お客さんの情報を外部に出したくない」

→ 「もちろん個人情報の管理は徹底しております。実際に某大手ビルダー様でもご利用いただいていまして、情報管理の基準もお伝えできます」

「そもそもリフォームはやってない」

→ 「新築メインの会社様からのお問い合わせが最も多いんです。OB客へのアフターで紹介が増えるのは新築工務店様のほうが効果が高いので」

テレアポリストの作り方

工務店へのテレアポリストは、以下の方法で作ると効率がいい。

  1. 地域の工務店ポータルサイトから抽出: 地域名 + 工務店で検索
  2. 建設業の許可業者一覧から: 各都道府県のHPで公開されている
  3. 住宅展示場の出展者リストから: モデルハウスを持っている会社は規模も体力もある
  4. リフォーム比較サイトの登録業者から: すでにリフォームに関心がある会社

1日50〜80件のリストを作り、午前中に集中して架電するのが効果的だ。工務店は午後から現場に出る人が多いので、午前中の架電が繋がりやすい。

まとめ:工務店テレアポは「やらない理由をなくす」提案が最強

リフォーム・アフターメンテナンス代行のテレアポで成果を出すポイントをまとめる。

  1. 「営業ではなく業務提携」を最初に明言する
  2. 材料費・人件費高騰の課題に共感する
  3. 「紹介3倍」の具体的成果を提示する
  4. 「費用ゼロ + 手数料収入」でやらない理由をなくす
  5. 午前中に架電して事務所にいる日を狙う

工務店は職人気質の社長が多く、信頼関係を大事にする。テレアポの段階から誠実な姿勢を見せることが、長期的なパートナーシップにつながるのだ。

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