テレアポの通話コストを50%削減する方法
通話コスト、毎月いくらかかってる?
「テレアポの通話コスト、ちゃんと把握してる?」と聞かれて、即答できるマネージャーは意外と少ない。固定電話の請求書をそのまま経理に回して終わり、というチームも多いのではないだろうか。
実はこの「なんとなく払っている通話コスト」、計算してみるとけっこうな金額になる。しかも、ちょっとした見直しで半分以下に抑えられるケースがほとんどだ。
今回は、テレアポチームの通話コストを具体的な数字で可視化して、削減する方法を見ていこう。
テレアポの通話コスト、実際いくらかかる?
まず現実的な数字で計算してみる。
一般的なテレアポチームの架電ペースはこんな感じだ。
- 1日あたりの架電数: 80件
- 平均通話時間: 約3分(不在・ガチャ切り含む)
- 稼働日数: 月20日
つまり月間の通話時間は 80件 × 3分 × 20日 = 4,800分。
固定電話の従量課金は、NTTの一般的な料金で 3分あたり8.5円(県内)〜80円(県外) 程度。IP電話でも 約3円/分 が相場だ。
IP電話の3円/分で計算しても、4,800分 × 3円 = 14,400円/人/月。
5人チームなら 月72,000円。年間で 864,000円 が通話コストだけで消えていく。
「あるある」だけど、固定電話の従量課金のまま使っているチームだと、この2〜3倍かかっていることも珍しくない。県外への架電が多い場合はさらに跳ね上がる。
かけ放題プランで通話コストを劇的に下げる
通話コスト削減の最もインパクトが大きい施策は、かけ放題プランへの切り替えだ。
主な選択肢を比較してみよう。
| プラン | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 携帯キャリア かけ放題 | 2,500〜3,000円/回線 | 安定した通話品質。070/080番号で接続率も高い |
| IP電話 定額プラン | 1,000〜2,000円/回線 | コスト最安。050番号で接続率はやや落ちる |
| クラウドPBX 定額 | 2,000〜4,000円/回線 | 録音・分析機能付き。03番号が使えるサービスもある |
| 従量課金(現状維持) | 14,400円〜/人 | 架電量が少ないチーム以外はほぼ損 |
5人チームで携帯かけ放題(3,000円/回線)に切り替えた場合:
- Before: 72,000円/月(従量課金)
- After: 15,000円/月(3,000円 × 5回線)
- 削減額: 57,000円/月(約79%削減)
IP電話の定額プランなら月10,000円以下に抑えることも可能だ。年間で 60万円以上の差 が出る。
通話コスト削減のための3つの施策
1. かけ放題プランへの乗り換え
上で見た通り、最もインパクトが大きい。月100件以上架電するなら、従量課金を使い続ける理由はほぼない。
乗り換え時のポイントは、最低利用期間と解約金の確認。法人向けプランは2年縛りのものもあるので注意が必要だ。
2. 携帯番号での発信(接続率アップの副次効果)
テレアポあるあるだけど、知らない固定番号からの着信はスルーされがちだ。一方、携帯番号(070/080/090)からの発信は、接続率が1.5〜2倍になるというデータもある。
コスト削減と接続率アップを同時に実現できるので、携帯かけ放題は一石二鳥の施策と言える。
3. 無駄な架電を減らすリスト管理
意外と見落とされがちだが、通話コストの削減は「安くかける」だけじゃない。無駄な架電を減らすことも重要だ。
よくある無駄パターン:
- 同じ会社に別のメンバーが重複して架電している
- 「対象外」「クレーム」の企業にまた電話してしまう
- 不在だった先への再コールタイミングが管理されていない
Excelやスプレッドシートでリスト管理していると、こういったミスが頻発する。架電の10〜20%が無駄になっているチームも珍しくない。
仮に20%の無駄架電を削減できれば、それだけで 月14,400円/人 → 11,520円/人 と約2,900円の削減になる。チーム全体なら月14,000円以上だ。
コスト削減と業務効率化を両立させるには
通話コストの削減は、単に「安い回線に変える」だけで終わらせるともったいない。どの架電が成果につながっているか を把握して、チーム全体の動きを最適化するところまでやりたい。
具体的には:
- 架電結果の記録と分析 — 接続率・アポ率をリスト別・時間帯別に把握する
- 重複架電の防止 — チーム内で架電状況をリアルタイムに共有する
- 再コールの自動管理 — 不在だった先を適切なタイミングでリマインドする
- 見込み度の管理 — ホット・ウォーム・コールドで優先順位を可視化する
こうした管理をExcelでやろうとすると、管理工数だけで1日1〜2時間持っていかれる。テレアポに特化したSFAを使えば、架電しながら自動的にデータが蓄積されていくので、管理コストもほぼゼロにできる。
まとめ
テレアポの通話コスト削減のポイントをおさらいしよう。
- まず現状把握 — 月間の通話時間と通話コストを計算する
- かけ放題プランに切り替え — 月100件以上架電するなら従量課金は損
- 携帯番号で発信 — コスト削減+接続率アップの一石二鳥
- リスト管理で無駄架電を削減 — 重複・再コール漏れをなくす
- SFAで架電データを蓄積 — どの架電が成果につながっているかを把握
回線の見直しだけで 50〜80%のコスト削減 が実現できる。さらにリスト管理の最適化を組み合わせれば、コストを下げながら成果を上げることも十分可能だ。
KIZUNA SalesFlow は、テレアポチーム向けに作られたシンプルなSFA。架電リストの管理、結果の記録、再コールのスケジューリングまで、テレアポに必要な機能をひとつにまとめている。通話コストの削減と合わせて、チームの架電効率を見直してみませんか?