テレアポの繋がり率を上げる方法:発信番号で差がつく理由
100件かけて繋がるのが10件以下――テレアポチームなら誰でも経験したことがあるだろう。ひたすらコール音を聞き続けて、やっと出たと思ったら「間に合ってます」でガチャ切り。心が折れる瞬間だ。
でも、繋がり率が低い原因は根性不足じゃない。発信番号、架電の時間帯、リストの鮮度――改善できるポイントは意外と多い。今回は、テレアポの繋がり率を上げるための具体的な方法を見ていこう。
テレアポの繋がり率の相場はどのくらい?
まず現実的な数字を押さえておこう。テレアポの繋がり率(相手が電話に出る確率)は、業界や架電先によってかなり幅がある。
- BtoB(企業の代表番号宛て): 20〜40%程度
- BtoB(担当者直通・携帯宛て): 15〜30%程度
- BtoC(個人宅): 5〜15%程度
ただしこれは「誰かが電話に出る率」であって、「決裁者に繋がる率」ではない。受付で止まるケースを考えると、実質的な繋がり率はもっと下がる。
1日100件かけて有効な会話ができるのが10〜20件。これがテレアポのリアルだ。「もっと架電数を増やせ」と言われても、繋がらない電話をかけ続けるのは時間の無駄でしかない。だからこそ、繋がり率そのものを改善するアプローチが重要になる。
発信番号でテレアポの繋がり率が変わる理由
実は繋がり率に一番インパクトがあるのが発信番号だ。知らない番号からの着信、あなたなら出るだろうか?
スマホの普及で「知らない番号は出ない」が当たり前になった。特に050番号は営業電話のイメージが強く、着信画面を見た瞬間にスルーされる。番号ごとの繋がり率の目安はこんな感じだ。
| 発信番号の種類 | 繋がり率の目安 | 相手の印象 |
|---|---|---|
| 050(IP電話) | 5〜8% | 「営業電話だな」→無視 |
| 03/06(市外局番) | 10〜15% | 「どこかの会社かな」→一応出る |
| 090/080(携帯番号) | 15〜25% | 「知り合いかも」→出る |
050番号と携帯番号で繋がり率が3倍近く違う。これは架電システムの設定を変えるだけで改善できるポイントなのに、意外と見落としているチームが多い。
最近は迷惑電話フィルターアプリの普及も大きい。050番号は「営業・勧誘」とラベル付けされやすく、着信すらしないケースもある。せっかくかけたのに相手の画面にすら表示されていない――これでは繋がるわけがない。
テレアポの繋がり率を上げる5つのテクニック
発信番号以外にも、繋がり率を改善するテクニックはいくつかある。
1. 架電する時間帯を見直す
「朝イチで一気にかける」というチームは多いが、実は朝9時台は繋がりにくい。相手も朝礼や始業準備でバタバタしている時間帯だからだ。
狙い目は午前10〜11時と午後14〜16時。午前中の業務が落ち着いた頃と、昼休み明けで席に戻っている時間帯が繋がりやすい。逆に12〜13時の昼休みと17時以降の退勤ラッシュは避けたほうがいい。
2. 不在時のコールバックを最適化する
1回かけて出なかったら終わり、ではもったいない。統計的には、3回目の架電で繋がる確率が最も高いというデータもある。
ポイントは曜日と時間帯をずらして再架電すること。月曜の午前に繋がらなかったら、水曜の午後にかけてみる。同じ時間に何度かけても、相手が会議中ならずっと出ない。
テレアポあるある:「さっきかけたばかりの番号にまたかけちゃった」。再コール管理ができていないと、こういう無駄が発生する。
3. リストの質を上げる
廃業した会社、番号が変わった会社、そもそもターゲットじゃない会社――こういった「ハズレ」が多いリストで架電しても、繋がり率は上がらない。
リストの鮮度は半年が目安。半年以上前のリストは電話番号の変更や担当者の異動が発生していることが多い。定期的にリストを更新するか、新しいリストを仕入れる仕組みを作っておこう。
4. 最初の10秒で切られないトークを用意する
繋がっても最初の10秒で切られたら意味がない。「お忙しいところ恐れ入ります、〇〇株式会社の△△と申しまして…」という定型文は、相手に「営業だ」と判断する猶予を与えてしまう。
社名を名乗ったら、すぐに相手にとってのメリットを一言で伝える。「御社の〇〇についてコスト削減のご提案でお電話しました」のように、用件を3秒で伝えるのがコツだ。
5. 携帯番号を活用する
前述の通り、090/080番号からの発信は繋がり率が格段に上がる。法人契約の携帯やかけ放題プランを活用して、重要なターゲットには携帯番号から架電する――この使い分けだけで、全体の繋がり率は底上げできる。
繋がり率の改善を数値で管理する
「なんとなく繋がりにくい」ではなく、数値で把握することが改善の第一歩だ。具体的には、以下の軸で繋がり率を記録・比較すると効果的だ。
- 発信番号別: 050/03/携帯で繋がり率に差が出ているか
- 時間帯別: 午前と午後でどちらが繋がりやすいか
- リスト別: どのリストの繋がり率が高いか
- 曜日別: 火〜木が繋がりやすいのか、月金はどうか
Excelで管理するチームも多いが、架電しながらExcelに入力するのは正直しんどい。架電→結果登録→次の番号、このサイクルを回しながら手入力していたら、肝心の架電数が落ちる。
SFAツールを使えば、架電結果をワンクリックで記録して自動集計できる。発信番号別・時間帯別の繋がり率もダッシュボードで一目で確認でき、チーム全体の改善サイクルが回しやすくなる。
まとめ
テレアポの繋がり率は、気合いではなく仕組みで改善できる。特に発信番号の影響は大きく、050番号から市外局番や携帯番号に切り替えるだけで繋がり率が2〜3倍になることも珍しくない。
架電の時間帯、再コールのタイミング、リストの鮮度、最初の10秒のトーク。一つひとつは小さな改善でも、積み重ねれば1日の有効会話数は確実に増える。そしてその改善を継続するには、数値で管理する仕組みが欠かせない。
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